【レビュー】マルスモルテージ越百ウイスキーを3分で解説!甘みと口当たりが抜群 | GINTONIC-ジントニック-

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ウィスキー愛好家のDaichi(@DonWhisky1997)です!

スーパーで見かけることもある越百(コスモ)という呼び名のウイスキー。

読み方もわからないけど、なんだかカッコいい。

買わずにスルーしていた方も少なくないでしょう。

今回は、そんなウイスキーを分かりやすく解説していきます。

越百はブレンデッドモルトウィスキー

本坊酒造さんが製造するブレンデッドモルトウイスキーです。

ブレンデッドモルトウイスキーとは、複数の蒸留所のモルトウイスキーをブレンドしたもの。

シングルモルトでもブレンデッドウイスキーとも違う、ちょっとややこしいジャンルですね。

身近なところだと、「竹鶴」とか「モンキーショルダー」なんかの仲間です。

モルトの個性的な味わいも残しつつ、ブレンダーさんのブレンド技術により、さまざまな味わいを生み出すことができることが魅力の一つです。

商品名の「越百」は、中央アルプスの越百山からきています。

ラベルデザインは、中央アルプス山麓にあるマルス信州蒸留所から見上げる夜空をイメージしたそうです。

(補足)ボトルにJapaneseという表記がないことから、海外のモルトウイスキーもブレンドされていることが推測されています。

マルス信州蒸留所は本坊酒造の蒸留所

2019年3月撮影

1985年、本坊酒造は、長野県中央アルプス山麓にマルス信州蒸溜所を新設。

標高798mは、日本で最も高い標高での蒸留所として知られています。

当時のウイスキーブームの低迷により、1992年から2011年の17年間もの間、製造を中止していたなんていうドラマもあります。

2013年ロンドンで開催された世界的ウイスキーコンペティションであるワールドウイスキーアワード(WWA)において、「マルスモルテージ3プラス25・28年」が世界最高賞に輝きました。

【新作】マンサニージャカスクをご紹介

2019年に数量限定でボトリングされたマンサニージャカスクフィニッシュを紹介します。

マンサニージャカスクフィニッシュとは、軽やかでドライなシェリー酒「マンサニージャ」に使用した空樽に入れ追加熟成(フィニッシング)をしたということです。

このマンサニージャの要素をウイスキーに付加したい!ということです。

当然ここで、マンサニージャについて知る必要がありますね。

マンサニージャとは、シェリー酒の一種です。

パロミノというブドウ品種を使い、サンルーカルで造られる辛口シェリーをマンサニージャと呼びます。

カモミールティー

マンサニージャは、スペイン語でカモミールティーのことも指すことや、サンルーカルが海沿いに位置することなどから、ハーブや潮の風味があることが特徴です。

越百ウィスキーは甘みがある!飲み方はロックがおすすめ

ざっくりと味わいの説明をするとしたら、口当たりが良く、甘みがあります。ブレンド技術からわかるようにとてもバランスが良く、飲みやすいです。

ボディが軽いのもあるので、おすすめの飲み方はロックです。

越百ウィスキーのテイスティングレビュー

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さっそく、マルスモルテージ越百をアロマ(香り)とフレーバー(味わい)に分けてテイスティングしていきます。

【アロマ】

ウッディ、モルティ、濡れた食パン、バタークッキー、かすかにスモーキー。

【フレーバー】

口当たりがよく、滑らか。ミネラル感があり軽快。麦っぽさが支配的。柔らかな甘さが長く続く。

【総評】

スムーズで気軽に飲める。グレーンのような静かさもある。

ぜひストレートもしくはロックで。

マンサニージャカスクフィニッシュは基本的な印象は似ているので、違いについて簡単にシェアします。

アロマには、バターのような甘さからフルーティーな甘さの要素があり、

フレーバーには、カカオのビターなニュアンスが後半にあるといいたところです。

まとめ

それほど知名度がないように思える「越百」について詳しく説明させていただきました。

飲みやすさから、相手の好みがわからない時の贈答用にもおすすめです。

この機会にBARで見かけたときなどは、試してもらえると幸いです。

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