近年は、ダイニングバーやワインバー、日本酒バーなど、様々な「バー業態」が日々増えつつあります!
そんな、バーで一番大事なのは「バーテンダー」です。
今回は、「バーテンダーとは?」について詳しく解説していきます。
バーテンダーの歴史
色々な諸説はありますが、バーテンダーという言葉が生まれたと言われるのが1830年代アメリカ。
Bar(酒場)という言葉とTender(見張り・世話人)を合わせて作られた言葉と言われています。
その後、1860年代後半で広くその言葉が知られるようになってきたのが、バーテンダーの始まりです。
バーキーパーとバーマンの違い
バーテンダーという言葉が徐々に広く知れ渡っていく中で、新たな言葉が誕生します。
それが、『バーキーパー』と『バーマン』です。
バーキーパーは、主にバーの経営者的な意味合いが強く、バーマンはホテルのバーでカクテルを作るバーテンダーのことを呼びます。
ただ、どちらとも、バーテンダーという言葉に適しているとも言われており、あくまで細分化した時にそうした呼び方になると言われています。
日本のバーテンダーの歴史
日本でもバーテンダーという言葉が広く知れ渡るようになったのが、「1920年代」です。
当時、横浜や神戸などのホテルでバーテンダーとして働いていた人たちが、作るカクテルが、後に「カクテル・ブック」として出版されるようにもなりました。
徐々にバーに対する熱も帯びてくるようになり、1929年5月に『日本バーテンダー協会』が誕生したのです。
日本バーテンダー協会は、戦時期間中を挟んで1949年に初めての「カクテルコンペディション」を開催したのです!
ただ、当時は戦争後ということも影響し「ソフトドリンクのみ」を扱ったコンクールとなったそうです。
日本のバーテンダーの特徴は、一つ一つが洗練された技術と、きめ細やかな接客で、世界にも類を見ないハイクオリティなサービスを提供しています。
『目の前にいるお客様を喜ばせたい』。
その一心で、一杯のカクテルに魂を込めて、日々私たちの喉を潤してくれているのです!
バーテンダーさんのプロ意識の高さには、本当に頭が上がらないわ!
素敵なバーテンダーとは?
もし、あなたが初めてバーに行くとしたら「素敵なバーテンダーさんに会いたい」と思うのは当然です。
でも、素敵なバーテンダーさんと言っても一概に表すのは難しいですよね。
バーテンダーさんも、10人いれば10通りのカクテルやお酒の作り方があり、例え同じカクテルを作ったとしても、この世で同じ味というのは決してありません!
バーに行く側にも様々な理由で訪れる人が多くいるはずです。
- カクテル、ウィスキーなどのお酒がメインで飲みに来る
- バーの空間を楽しみに来ている
- バーテンダーさんとのお話を楽しみに来ている
- 商談で利用するために来ている
- 好きな人と来ている
- 帰る前に少しだけ飲みたくて来ている
このようにバーには、それぞれ何か行きたい理由があって来ているわけです。
そんな時に、いつ何時に行ったとしても変わらないホスピタリティを持ち、最高の一杯を提供してくれるバーテンダさんのことを素敵なバーテンダーと呼ぶのかもしれません。
まとめ
日本にも色々なバーがありますが、バーテンダーさんと歴史について少しでも知ることで、いつもとはまた違ったバーでの時間を過ごすことができるかもしれないですね。
ぜひ、素敵なバーでのお時間をお楽しみください。