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【バー初心者】3分でわかるバーの意味について解説!

皆さん「BAR」という場所にどういったイメージをお持ちでしょうか?

ずらりと並んだ沢山のボトル、渋い大人達、あちらのお客様から・・・。どこか謎めいていて、ついつい惹き込まれてしまう、そんな妖艶な雰囲気を醸し出しています。

あの扉の向こうにはどんな世界が広がっていて、どんな会話や、やりとりがされているのか?

この記事では、少しとっつきづらいけど、とても気になる。そんな、バーの意味について解説していきます!

バーの意味

はじめに、バーという定義ですが、これははっきりとした定義は決まっていません。ですが、日本のバーと名乗るお店の多くは、カウンターが有り、ウイスキーやカクテルやリキュールなどをメインに提供されています。食べるものも、「食事」というよりかは「おつまみ」といった軽いも感じのものが多いのが特徴です。

しかし、あえて1つ定義を決めるとすれば、1杯のお酒の飲み方や、お酒の味、濃さ等を、あなたの気分に合わせて”オーダーメイド”のように丁寧に作ってくれるというところでしょうか。

基本、お酒の注文は全てオーダーメイドになります。

ですので、注文時も「生3つ!」など勢い良のよい注文にならずに、落ち着いて自分の好みを伝えていきます。バーテンダーの方もそれに答えるようにお酒を作り上げていくので、自然と、あのしっとりとした妖艶なバーの雰囲気が作られていきます。

このようなバーならではのお酒の作り方や雰囲気のせいなのか、価格帯は少し高めに設定されています。カクテルだと700円~800円位が相場でしょうか。あとは、チャージといって席料がとられたりします。その代わりにちょっとしたお菓子や、ナッツなどが出てくることが多いです。これは居酒屋さんでもお通しという形であったりしますね。

最近は少なくなりましたが、ホテルや格式の高いバーだとサービス料も請求されたりします。飲食代金の8~10%が多いようです。

ですのでもし、初めて行くバーのときはお金に余裕を持っていきましょう。

バーはいつからできたの?

さて、そんなバーですが、発祥はいつなのでしょう?こちらも残念ながらバーという業態がいつできたかは、はっきりとわかりません。

「カウンターの原形が横木であり、酔っぱらいが酒樽から勝手に呑むことを阻止するために用意された」

「酒場の外に馬をつなぐための横木が備えられていたことから、隠語として広まった」

などの、アメリカ発祥の説が有力となっております。

1920年にアメリカの禁酒法が施行されてますので、少なくともそれ以前には存在していたものと思われます。その証拠に禁酒法施行後「スピークイージー」と呼ばれる、無許可営業の酒場が乱立しました。そこにはすでにカウンターが存在していたということなので、禁酒法以前より、そういった業種があったということでしょう。

そこから、一般の庶民から有名人まで様々な人達が、バーやバーテンダー、お酒を愛して様々なドラマが生まれ、繁栄したり衰退したりを繰り返しながら、今の形になっていきました。そのドラマの中で生まれたカクテルや名言も数々あります。

フランク・シナトラはバーで酔っ払うと、「酒は人類にとって最大の敵かもしれない。だが聖書はこう言っている、”汝の敵を愛せよ”とね」とよく言っていたそうです。

バーテンダーも顔負けの名言ですね!

では、私達が住んでいる日本ではどうでしょうか?日本で初のバーとして開業されたのは、浅草にある明治13年創業の「神谷バー」です。神谷伝兵衛という方が、最初はにごり酒を売るお店としてオープンされました。

そして、オープンから2年後に電気ブランというお酒の製造販売を初めて、その後、店舗の一部を改装して店名も「神谷バー」とし、なんと、現在もそのままの建物で営業されています。

太宰治の人間失格にも登場する老舗で、スツールの上で膝を立てて笑っている太宰治の写真は、当時の神谷バーのカウンターで撮られたものです。

その他にも数々の文豪の行きつけとして、人気を博し、電気ブランとどこか懐かしい正統派の洋食のメニューが人気のお店です。

バーとパブの違い

最近ではバーにも色々な種類のバーが出現してきました。ダーツバーやビリヤードを楽しむプールバー。その他にはメイドバーやシングルスバー、変わったところだと坊主バーなどがあります。

もし、何かの趣味や好きなことがあって、さらにバーに興味があるのでしたら、ネットの検索で「バー 好きな事」と検索をしてみるのも面白いです。

意外に自分の好きなことを専門にやっているバーが見つかるかも知れません。

専門とはいかなくても、そこの店主さんやお客さんがそういった活動を発信されている時がありますので、一度試してみる価値はあります。

最初の方にも触れましたが、最近ではバーと他の業態との枠が曖昧になってきています。

その中で、バーの良いところを残しつつ、比較的親しみやすい形の業態に、イギリス発祥のパブと呼ばれる場所があります。どちらかと言うと、バーよりは砕けた感じで、ワイワイとみんなで楽しくお酒を飲む所と言ったイメージです。パブの始まりも諸説ありますが、語源が”Public House”の頭文字を取って”Pub”ですので、もともとは日本で言うところの”寄り合い所”から発展してきたものと考えられます。

みんなが自分たちの街の事や政治のことを話し合うために、寄り合い所に集い、お酒を飲みながら自分たちの現状や未来を熱く語り合う。そこに誰かがお酒を持ち込んで更に話し合いはヒートアップしていく。

昔は今よりお酒を飲む場所が整っていませんでしたので、お酒を飲む=パブでみんなと語らいながら!となっていったのではないでしょうか。そういった背景があるので、パブでは静かに飲むというよりも、みんなでワイワイというイメージになっていったんですね。

ちなみに、日本の”寄り合い所”である公民館も昔はこういった役割を果たしていたときもあるんですよ。

もし、最初からバーにいくのはちょっと敷居が高く、緊張してしまうと感じられるようでしたら、まずはパブと名のつくお店に行ってみるのをおすすめします。おいてあるお酒はほとんどバーと変わりませんし、本格的なカクテルも飲むことができます。ただ、パブの性質上お酒のオーダーメイド感は若干低くなってしまいます。

店員さんもフランクな方が多く、来ているお客さんも砕けた感じの方が多いので、あまり緊張せずにお酒の注文やおしゃべりができると思います。価格帯も雰囲気も、丁度日本の居酒屋さんとバーの中間の存在と言ったところでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

謎めいているバーについて書いてきました。もしかすると、「気になるけど勇気が出なくて、いつも扉の前を通り過ぎてしまう・・・」そんなお店の事が思い浮かんでいるかも知れません。もしそうだったとしたら、少しだけ勇気を出して扉を開いてみてください。

さすがに「あちらのお客様から・・・」は無いかも知れませんが、きっと暖かく迎え入れてくれて、今まで知らなかったお酒はもちろんですが、まったく新しい感性や考え方に出会えると思います。この、お酒以外の出会いや発見があるのもバーの大きな魅力の一つです。

それでは、くれぐれも飲み過ぎには注意して、楽しいバーライフをお楽しみください。

 

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