「バーには行ってみたいけど服装が分からない…」そのように思っている男性は大勢います。ですが服装が分からないからといってバーに行かないのはもったいない!そこで今回はおすすめのバーコーデを紹介します。
急に友達に誘われた時でもここをチェックすればもう大丈夫です。基本的なコーデと最低限のマナーを勉強しておきましょう。
はじめてバーに行く人は必見です。ぜひ参考にして素敵なバーデビューを迎えましょう。
オーセンティックバーに合う男性の服装コーデ【1】スーツコーデ
バーの中でもオーセンティックバーはしっとり落ち着いた空間で、ワイワイお酒を飲む場所ではありません。こういったバーではラフな服装は浮いてしまうのでフォーマルなものをチョイスしましょう。
一番無難なのがスーツです。パリッとしたシャツ、綺麗に磨き上げた革靴、そして遊び心を少し加えたコーディネートはオーセンティックバーだけでなくホテルバーにもおすすめとなっています。上は黒やグレーが綺麗にまとまります。
遊び心はその人の好みですが、シャツをチェック柄にしてみたりネクタイの柄をあえて可愛い系にしてみたりなどがいいでしょう。ネクタイピンやブローチといった小物を使うのもおすすめです。
ただしあまりにもカッチリし過ぎるとどうしてもやりすぎ感が出てしまうので注意しましょう。特に初めて行く人は雰囲気に圧倒されてしまい、服装がかえって浮いてしまうことがあります。スーツコーデならノーネクタイにして緩さを出すといい感じで抜け感が出るのでおすすめです。
オーセンティックバーに合う男性の服装コーデ【2】セットアップコーデ
次に紹介するのはセットアップですが、セットアップとは上下揃いの服という意味なので厳密に言うとスーツもセットアップになります。ここではスーツとはまた別のセットアップコーデを紹介していきます。
上下同じ素材の生地であればセットアップに含まれるということなので、一着は持っておくと使い勝手がいいのでおすすめです。着回しが利くのは黒以外の色で、おすすめはベージュやグレー、ネイビーです。
そしてこだわるならパンツの丈は9分丈が断然おすすめ。すっきり見えるので足元に抜け感がプラスされて野暮ったさがなくなります。靴下を覗かせるも良し、素足にシューズでも良しと自由が利きます。
また、セットアップコーデのポイントは中に着るインナーにあります。無難な色は白や黒ですが、青やピンクなども人気となっています。上を脱いだ時でも綺麗に見えるカットソーやTシャツなど、インナーこだわるとよりオシャレに見えます。
無地のものもいいですが、何枚も持っている人はボーダー柄をチョイスしてみてください。マリン柄はいいアクセントになります。
オーセンティックバーに合う男性の服装コーデ【3】ジャケットコーデ
手っ取り早く、かつオシャレで普段使いも出来る。そんなコーデを探している人はジャケットがいいでしょう。黒やベージュ、グレーといったジャケットを持っていると着回しが出来るのでおすすめです。中でもテーラードジャケットは一枚でオシャレに見え、女子受けも抜群にいいのが特徴です。
カジュアルなシャツと合わせ、パンツはチノパンやデニムを合わせれば全体的にスッキリ見えオーセンティックバーでも浮きません。ちなみにチノパンは白がおすすめです。
ダイニングバーに合う男性の服装コーデ【4】Tシャツにジャケットコーデ
オーセンティックバーに行く時はジャケットの下のTシャツは綺麗目がいいと紹介しましたが、ダイニングバーの場合はそれだとカッチリし過ぎて堅い印象になるのでもっと崩しても問題はありません。
例えばキャラクターがプリントされているものでもジャケットを羽織ればいい感じでオシャレになります。ただしあまりプリントが主張していない方がまとまりがいいのでバランスを見て選びましょう。
足元は白系のスニーカーがおすすめです。カジュアルな服装でもダイニングバーなら気兼ねなく入ることが可能です。
ダイニングバーに合う男性の服装コーデ【5】スマートカジュアルコーデ
スマートカジュアルというのはセットアップとは違って上下の素材が揃っていなくてもOKというものです。上はジャケット、下はデニムやチノパンといったコーディネートをスマートカジュアルコーデと言います。
ジャケットも必ず着用というわけでもなく、綺麗目のシャツ、ポロシャツなどとの組み合わせも問題ありません。堅すぎない組み合わせであれば大抵大丈夫ですが、ハーフパンツはNGです。とはいえダイニングバーもさまざまなので必ずしもNGというわけでもありません。
お店の雰囲気を見てコーディネートしてみましょう。ナンパスポットにもなっているバーであればハーフパンツでも全体がまとまっていれば問題ありません。
バーでNGな服装
これまでは初めてバーに行く人におすすめするコーディネートを紹介しましたが、次はNGとなる服装を紹介します。いくらカジュアルOKのバーでも不向きな服装がいくつかあるので覚えておきましょう。
基本的にバーにはドレスコードはありませんが、高級ホテルのバーや老舗のバーなどでは入店を断られる場合があります。せっかく勇気を出してお店に行ったのに入れなかった、なんてことにならないようにしてください。
知らなかったというのは通用しません。この機会に勉強しておきましょう。
ジャージなどのラフすぎる服装
ダーツバーやスポーツバーといったカジュアルなバーでもジャージなどのラフ過ぎる服装はNGです。バーによっては入店拒否しているところもあるので気をつけましょう。
友達と居酒屋に行く場合はジャージでも問題ないでしょうが、TPOに合った服装をしないと世間知らずと思われ恥をかくことにもなりかねません。いくらオシャレなジャージだとしてもバーには着て行かないようにした方が無難です。
ダメージジーンスや露出が多すぎる服装
たまにカジュアルOKだからといってダメージジーンズや露出の多い服装をしている人がいますが、これもNGです。バーというのはあくまでお酒を楽しむ場であり、ゆったりとした時間を過ごす場でもあります。
ダメージジーンズや露出過多の服装はふさわしくありません。クラブなどワイワイ騒げるお店向きの服装になります。
バーに着ていく服装はバーのジャンル毎に合わせよう!
TPOに合わせた服装というのはバーに限ったことではありません。一般常識として覚えておきましょう。
そして実際にバーを訪れる際は事前にどんなバーなのか、雰囲気はどんな感じかを調べておくことをおすすめします。そして、そのバーに合った服装をコーディネートしてみましょう。カジュアルなバーなのにスーツでバシッと決めても浮いてしまうだけです。
オーセンティックバーなのかダイニングバーなのか、それだけでも分かればバーに合ったジャンルの服装が分かります。
男性がバーに行く時に心がける3つのポイント
男性がバーに行く時は3つのポイントを心がけるようにしましょう。ちょっと背伸びしたい気持ちも分かりますが、身の丈に合った行動をすることが大切です。特にバーというのは周りとの調和を大切にしています。自分勝手な行動は絶対にNGです。
スマートな行動が信頼関係を築き、周りからの評価もアップします。初めて行く人は特に注意して心がけましょう。
女性よりも先に酔っ払わない
デートでバーを利用することもあると思いますが、決して女性よりも先に酔っ払わないようにしましょう。許容量を超える飲酒自体がNGとされているのですが、女性と一緒の時はなおさらです。大声で騒いだり、絡み酒をしたりとなれば女性に迷惑をかけることになります。
また、一緒にいるということで周りからも同類かと思われてしまい居づらくなってしまうことも。女性に恥をかかせるようではスマートな大人とは決して言えません。いくらお酒が美味しくてもセーブすることが大切です。
酔ってしまったときはチェイサー(水)を頼んだり、飲むペースを落としてそれ以上酔わないように注意しましょう。女性がOKなら退店するのもおすすめです。
バーテンダーさんへ横柄な態度を取らない
バーテンダーさんへの横柄な態度も絶対にNGです。バーテンさんと呼ぶ人もいますが、これは相手を見下した呼び方なのでバーテンダーさんを呼ぶときは名前で呼ぶのがベストです。基本的にネームプレートを付けているので先にチェックしておくといいでしょう。
バーだけでなくコンビニや居酒屋などで店員さんに横柄な態度を取る人がいますが、相手も周りで見ている人達も決していい気持ちはしません。いくらお金を払う側だからといって何をしてもいいというわけではないのです。
バーというのは特にお互いの気遣いが大切な場所です。常識的な態度を忘れてはいけません。
お酒に関する知ったかぶりをしない
普段からお酒をよく飲んでいる人に多いのが知ったかぶりです。アルコールが入ることでやたらうんちくを述べたり、知らないのに知ったかぶりをするのはやめましょう。相手はお酒のプロです。女性の前でいい格好がしたい時もありますが、場所を選びましょう。
また調子に乗って目の前にあるボトルを勝手に触るのもNGです。知ったかぶりに拍車がかかって触ってしまう人がいますが、そのボトルはお店の資産です。中には何万円もするようなお酒や、もう二度と手に入らない貴重なお酒もあります。それをもし割ってしまったら、責任は取れるのかどうかです。
もし気になるボトルがあるようならバーテンダーに必ず声をかけてからにしてください。知ったかぶりも度を過ぎればただの迷惑になります。
まとめ
初めてバーに行く時というのは大変緊張するものです。ですがそう難しく考える必要はありません。服装もそのお店をイメージし、雰囲気を壊すようなことがなければ問題ありません。ジャケットをベースに組み合わせれば大抵は上手く行きます。
思い切って踏み出したその一歩が素敵な思い出になること間違いなしです。大人の空間をぜひ堪能してみましょう。